陽のあたる町
19/6/15(土)
シアター・イメージフォーラム
時代に置き去られた町の今を映すドキュメンタリー
カンヌ国際映画祭短編部門にノミネートした経歴もあるジョージア出身の新鋭ラティ・オネリ監督によるドキュメンタリー。かつては莫大な量のマンガンを産出し、栄えていたジョージア共和国西の町・チアトゥラ。現在は朽ち果てた町となったチアトゥラの惨憺たる風景とそこで慎ましく生きる人々や劣悪環境で働く鉱夫の姿を温かなまなざしで映し出す。
ジョージア共和国西にあるチアトゥラ。かつては世界で消費されるマンガンの50パーセントを産出し多くの労働者を雇用する鉱山だったが、ソビエト連邦解体と同時に衰退。カメラは、人口が激減し、今ではゴーストタウンと化した町とそこに生きる人々を映し出す。