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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

サウルの息子

16/1/23(土)

シネマカリテ

世界が絶賛!ハンガリー期待の新鋭が放つ衝撃作

巨匠タル・ベーラに師事したハンガリーの新鋭、ネメシュ・ラースロー監督の才気がほどばしる長編デビュー作。同胞の遺体処理に従事したゾンダーコマンドのユダヤ人男性を主人公に、ホロコーストの現実をリアルに描き上げる。第68回カンヌ映画祭では見事にグランプリを獲得。その新人とは思えない骨太の演出と撮影手法に驚かされる注目作だ。

1944年、アウシュヴィッツのビルケナウ収容所。ハンガリー系ユダヤ人のサウルは同胞の屍体処理に従事する特殊部隊の仕事に就く。ある日、彼はガス室でまだ息のある息子に似た少年を発見。あえなく少年は処刑されるが、サウルは手厚く埋葬しようと心に誓う。

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