カインの末裔
07/2/24(土)
シアター・イメージフォーラム他にて公開
現代社会の闇を映し出す罪深き人間の群像
舞台の映像演出などを手掛ける気鋭・奥秀太郎監督が、小説家・有島武郎の世界観に衝撃を受け、舞台を現代に置き換えて映画化。15歳で母親を殺害し、医療少年院で孤独な10年間を過ごした男と周囲の人間の関係を通して、平凡な人生に漂う絶望的な悲しみを描き出す。主演は奥監督と同世代で、『19』などで知られる映画監督・渡辺一志が努める。
母親殺しの大罪を背負った棟方が、医療少年院を出所して精密機器を製造する工場に住み込みで働くことに。だが、新たな生活は何の刺激もない平坦な日常の連続だった。そんなある日、棟方は銃の密造を依頼され……。
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