Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

鉄道芸術祭vol.10 「GDP (Gonzo dot party)」

20/10/18(日)~20/12/27(日)

京阪電車 なにわ橋駅 アートエリアB1

鉄道の創造性に着目した企画展「鉄道芸術祭 vol.10」では、社会システムの根幹をなす「経済」をテーマに、2 ヶ年にわたるプロジェクトを展開する。
記念すべき第 10 回のメインアーティストには、本芸術祭の第 1 回より深く関わり、大阪を拠点に活躍し続ける 2 組の表現者を迎えます。肉体の衝突を起点としたパフォーマンスや展示で、国内外のダンスフェスティバルや美術館で広く活躍するアーティストユニット contact Gonzo。多様な協働を重視した設計施工をはじめ舞台美術、リサーチプロジェクトなども手がける建築家ユニット dot architects。 異なる領域で活動しながらも通底する哲学を有する両者が初めて本格的にタッグを組む。
タイトル「GDP」は、国の経済力の指標である「国内総生産」を意味するが、同展では、経済を独自に捉え直すために繰り広げる “Gonzo と dot による多種多様な Party” の総称として用いる。そしてここでの「パーティー」とは、有用性や生産性を重視した今日の利潤追求型の経済的合理性を疑問視し、かつてフランスの思想家・バタイユが提唱した蕩尽と祝祭を参照しながらも、現代的な批評眼と創造的遊びの精神に則った実践の数々を意味している。
COVID-19 の影響によって世界経済の見通しは厳しく、人と人との直接的な接触は制限され、分断と孤独を余儀なくされている。こうした状況下だからこそ、個人の欲望と感性を重視し、実験精神に富んだ営みを許容する場へ人々が集うことで生じる、一時的で多発的なエネルギーへの憧れは否めない。
「GDP / Gonzo dot party」では、既存の想像力と創造性では立ち行かない現状を打破すべく、ささやかな意図的行為の痕跡と偶然の出来事を連鎖させることで、生成されていく文脈と未知なる指標を導き出す機会である。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

12:00~19:00
月曜休み

※祝日の場合は翌日休み

料金

無料

出品作家

アプリで読む