うつし世の静寂〈しじま〉に
10/10/30(土)
ユーロスペースにて公開
素朴な祈りが現代人の心を豊かにする
川崎市北部を舞台に、代々受け継がれてきた伝承を守り続ける人々と風土との関係をフィルムに収めたドキュメンタリー。日々都心へと人を送り出す京王線、小田急線、東急田園都市線、東急東横線が平行して走り抜ける多摩丘陵の一角で、土地の神々や祖先に祈りを捧げ続けて暮らす百姓たち。彼らの素朴な祈りを通じて暮らしと命の豊かさを問いかける。
現代の暮らしの中で失われつつある“祈ること“に焦点を当て、先祖供養のための集い“念仏講“や、お地蔵さまを家から家へと送り渡す行事“巡り地蔵“、多摩丘陵の“谷戸“で田しごとをしているお百姓の姿など、土地に根ざして生きる人々の生活を紹介する。
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