【特集展】夏の所蔵品展 日常という宝物
20/8/1(土)~20/9/27(日)
平塚市美術館
石井礼子《私の周囲(マイキッチン)》1997年 152.0×211.5cm 同館寄託
いまだ厳しい世情のなか、日常生活や、展覧会、音楽会、観劇やスポーツなど、これまで普通に当たり前と思っていたことが中止や延期になるにつれ、文化とはなにか、また人間が生きるとはどういうことなのかと改めて考えさせられる。
そこで本展では、なにより大切なかけがえのない日常に思いをはせて、1.STAY HOME(家のあるイメージ) 2. 日常の風景 3. 国内外の風景の3章によって、保田春彦の彫刻や勝呂忠、川口紀美雄のテンペラなど、多彩に表現された家のなかで温かく人の営みや気配が感じられる作品、さらに石井礼子が描いた身近な家族の笑顔と団らんの生活のほか、カフェにつどい、歌い踊り、日常生活をたのしむ様々に活写された人々の姿、澄んだ空気感とともに穏やかな広がりを見せるなつかしい風景を選び、約30作家の約50点を展示する。
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