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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

陸〈おか〉に上った軍艦

07/7/28(土)

ユーロスペースにて公開

新藤兼人監督が初めて語った自身の戦争体験

『裸の島』『生きたい』『午後の遺言状』などの名作で知られ、いまなお世界の矛盾と戦い続ける“映画界の巨人“新藤兼人。本作は95歳にして現役、日本映画界最高齢の映画監督である彼が、証言者として自己の戦争体験を語ったドキュメンタリー・ドラマ。交錯する新藤の貴重なコメント、リアリズムに徹した再現ドラマが軍隊の不条理を浮き彫りにする。

1944年春、召集令状を受け、32歳で広島県の呉海兵隊に二等水兵として入隊した新藤兼人は、同年6月に宝塚海軍航空隊に配属、翌年、上等水兵で敗戦を迎えた。映画は当時の様子と彼の実体験を弱兵目線で描いていく……。

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