Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私

20/1/25(土)~20/7/12(日)

原美術館

名画や映画の登場人物あるいは歴史上の人物に自らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌は、巧みなメイクや衣装で、時代や人種、性別を超えて様々な人物に自らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独自の解釈を加えてきた。
本展では、自らが脚本を手がけ自演する映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を用いて会期中開催される作家自身によるレクチャーパフォーマンスを通じて、作家は日本近現代史、文化史に言及する。戦前の教えが否定され日本人に広がった「空虚」、そこは西洋の価値観で埋められていった。1951年、大阪に生まれた森村は、その時代の日本で教育を受けた個人的経験から、やがて「真理や価値や思想というものは(中略)いくらでも自由に着替えることができるのだ。」(映像作品「エゴオブスクラ」より)という発想を導く。森村は耳慣れない言葉「エゴオブスクラ(Ego Obscura)」に「闇に包まれた曖昧な自我」という意味を込めた。愛情のみでは語りつくせない母国への複雑な感情をにじませながら、森村は「さまよえるニッポンの私」とは何かを模索する。

開催情報

ジャンル
美術館

11:00〜16:00(日時指定予約制)、⽉曜⽇(2月24日は開館)、2月25日(火)、4月14日(火)休館

※ご入館はウェブサイトでの日時指定の予約制となります
※土日祝は17:00まで
※入館は閉館の30分前まで
※当面の間、平日は開館時間を短縮いたします。水曜日の夜間開館は行いません

料金

一般1100円、大高生700円、小中生500円

※原美術館メンバーは無料
※学期中の土曜日は小中高生の入館無料
※年齢を確認できる書類のご提示により、70歳以上550円
※身障者手帳のご提示により、ご本人は半額、介助者1人無料

出品作家

お問い合わせ

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む