ヨーロピアン・モード
20/7/18(土)~20/9/8(火)
文化学園服飾博物館
ヨーロッパのドレスは、それぞれの時代でスカートの形や丈、袖の大きさなどに流行が見られる。これらの流行は、女性の好みやデザイナーの創造力のみによるものではなく、政治的、経済的、社会的な要因が密接に関係している。本展では、宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信元とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介。
また特集として、1960‐70年代のモードを取り上げる。戦後世代の若者がモードに大きな影響を及ぼすようになったこの時代には、ミニスカートやパンタロンの流行、新しい素材の使用など、旧来の概念にとらわれない自由な発想によるクリエーションが感じられる。展示では、若者が発信する新たな感覚から生み出されたドレスを紹介する。
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