だれかの木琴
16/9/10(土)
有楽町スバル座
ストーカーへと変貌する平凡な主婦の静かな狂気
井上荒野の同名小説を『もう頬づえはつかない』『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の名匠・東陽一監督が映画化。常盤貴子、池松壮亮をキャストに迎え、平凡な主婦が些細なきっかけでストーカーに変貌していく様を描き出す。現代の女性が抱く飢餓感や疎外感をテーマに、それと対峙する男の姿を捉え、人と人との共鳴・共振の物語を紡いでいく。
娘と夫と共に東京郊外の家に引っ越してきた主婦・小夜子は、新く見つけた美容院で髪を少し切った。帰宅後、担当美容師の海斗から小夜子に営業メールが届く。それに何気なく返信したことから、不思議な感情にとらわれた小夜子は、一方的に海斗に執着し始める。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内