青空どろぼう
11/6/18(土)
ポレポレ東中野
40年以上公害と向き合ってきた男の記録
日本四大公害のひとつと言われた“四日市ぜんそく”。公害防止法のきっかけになった38年前の裁判の記録を撮り続けた82歳の“公害記録人”澤井余志郎の活動を追った東海テレビ発のドキュメンタリー。40年以上原告を支え続けた澤井と、原告のひとりである元漁師の男性との交流を通し、未だ影を落とす公害問題の現実に迫る。ナレーションは宮本信子。
あらすじ
1960年代、三重県四日市市にある石油化学コンビナートから出る煤煙によって多くの人々がぜんそくに苦しんだ日本四大公害のひとつ“四日市ぜんそく”。38年たった今、裁判で勝訴という形式上のもの以外に、“本当の青い空”を取り戻そうと闘う人々の姿を見つめる。