特別展 刻を描く 田渕俊夫
21/4/18(日)~21/5/30(日)
徳川美術館
日本画家・田渕俊夫(1941~)は、日本絵画に伝統的な装飾性と精神性を高いレベルで両立させている希有(けう)な存在。日常の営みの中に悠久の時間を感じるという田渕の芸術の根幹は、15年にわたる愛知県立芸術大学在籍時代の活動を通じて急速に確立されていった。日本美術院理事長となり、文化功労賞を受賞して、まさに画壇の重鎮となった今も、日本画のポテンシャルの高さに気づかせてくれる作品を生み出し続けている。
同地域と浅からぬ縁のあることから、日本美術の優品を豊富に所蔵する徳川美術館で展覧会を開催することとなった。新作を含め、画家自薦による作品を紹介する。
令和元年の新天皇即位にかかる「大饗の儀」で披露された、「悠紀地方風俗歌(ゆきちほうふぞくうた)屏風」も出品予定。
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