新・あつい壁
07/11/17(土)
シネ・リーブル池袋にてモーニングショー公開
悲痛な歴史と、現在も続く差別の実態を描く力作
ハンセン病の実態と、今も消えぬハンセン病差別を真摯な眼差しで見つめた作品。50年前に起きた事件と現在を巧みに構成することで、過去の歴史と、今も変わらぬハンセン病への差別が浮かび上がる展開が秀逸だ。'69年に「あつい壁」で監督デビューを果たした中山節夫監督がその後、40年間温め続けてきた構想を基に、再びメガホンを執る。
ルポライターの卓也は、取材先でホームレスの男から50年前に熊本で起きた殺人事件の話を聞かされる。「死刑になった犯人は無罪かもしれない」という言葉が気になり、彼は独自に取材を開始。熊本へと足を運ぶことに。
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