トスカ〈1940年〉
プッチーニの有名なオペラ『トスカ』の映画化。19世紀の初め、国事犯をかくまった画家のカヴァラドッシは、警視総監スカルピアに逮捕され、拷問される。カバラドッシを愛するトスカは、スカルピアから彼女の体を代償にカヴァラドッシの助命の約束を取りつけるが、すきを見てスカルピアを殺す。翌朝、スカルピアの約束は守られず、カヴァラドッシは銃殺され、トスカは絶望して城壁から身を投げる。この作品は、本来、ジャン・ルノワールが撮るはずだったが、イタリアの参戦によってルノワールは帰国し、助手のコッホとルキノ・ヴィスコンティが協力して完成させた。メロドラマを装ったネオ・レアリスモのレジスタンス映画の先駆作。
上映情報
- ジャンル
- 社会派ドラマ 外国映画
- 制作年・国
- 1940/伊
- 上映時間
- 103分
キャスト&スタッフ
- 監督
- カール・コッホ
- 脚本
- カール・コッホ
- ジャン・ルノワール
- 撮影
- ウバルト・アラータ
- 出演
- インペリオ・アルジェンティーナ
- ミシェル・シモン
- ロッサノ・ブラッツィ
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