【当面の間休館】十三代目市川團十郎白猿襲名記念 成田屋市川團十郎の書と絵画(同時開催:館蔵の書 1964年のころ)
20/4/25(土)~20/6/21(日)
公益財団法人 成田山書道美術館
東京オリンピックを間近に控え、世界で日本が注目を浴びている。多くの人が日本を知ろうとする流れの中で、日本の美術もまた注目され、改めて私たちも日本人として自らの文化を振り返る絶好の機会にあるのではないだろうか。本展では、成田山新勝寺ゆかりの美術品で日本文化の一端を回顧したいと考える。
歌舞伎の市川團十郎は屋号を成田屋と称するほど代々成田山新勝寺への信仰が篤く、その縁を今に伝える歴代團十郎自筆の書画が遺されている。伝統風俗に通じることが求められる彼らの書画は余技を越えた風格を感じさせる。本年5月、11代目市川海老蔵丈は13代目市川團十郎白猿を襲名する。これを記念し、歴代團十郎の書画を2階展示場で展覧する。
前回の東京オリンピックが開かれた1960年代は米ソ冷戦や宇宙進出、高度経済成長といった社会情勢が大きく変わる中、現代の書は壁面芸術として大輪の花を咲かせた。国内のみならず海外へも進出した躍動する60年代の書を1階展示場で展覧する。
日本文化の精華を楽しみください。
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