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よあけの焚き火
19/3/2(土)
ポレポレ東中野
狂言師親子を通して描き出す伝承と家族の絆
大藏流狂言方の実の親子である大藏基誠とその息子の康誠が主演を務めた家族ドラマ。小栗康平などの助監督経験を持つ土井康一監督が、稽古のために山里にこもった父と息子の姿を通して、親と子の絆や脈々と受け継がれてきた芸の伝承を丹念に描き出す。地元で暮らす少女役を『幼な子われらに生まれ』で大きな脚光を浴びた鎌田らい樹が演じている。
650年という長き伝統を持つ狂言方の家に生まれた大藏基誠。冬のとある日、彼は10歳の息子、康誠を連れて遠方へ出かける。ふたりが向かったのは雪も多く残る山の中にある稽古場。ここで共同生活を送り、稽古を毎日積みながら父は息子に狂言を伝承していく。
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