疾風ロンド

阿部寛が国民の命を背負った“頼りない“中年男に

人気作家・東野圭吾が17年ぶりの文庫描き下ろしとして出版した同名小説を阿部寛主演で映画化。大学の医科学研究所に勤めるも、どこか頼りなくツイてない中年男が、研究所施設から盗まれた違法生物兵器の行方を追う様をスピード感たっぷりに描く。監督はドラマ『あまちゃん』や『サラリーマンNEO 劇場版（笑）』の演出を手掛けた吉田照幸。

大学の研究所施設から違法生物兵器“K－55“が盗まれ、犯人から身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。期間は4日。主任研究員の栗林和幸は、秘密裏に兵器を探すよう命じられるが、全く手掛かりがつかめない。そんな中、犯人死亡との情報が入り……

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