花咲くころ

戦火の不安の中で生きる少女たちの成長物語

2013年東京フィルメックス最優秀作品賞など世界各国の映画祭で30もの受賞を果たしたヒューマンドラマ。ソ連からの独立直後のジョージア（グルジア）を舞台に、政情不安の中で生きる少女ふたりの成長と心の揺れを丹念に描く。みずみずしい演技を見せた新進女優、リカ・バブルアニとマリアム・ボケリアはサラエボ映画祭で主演女優賞を受賞。

1992年。独立後に起きた内戦により不穏な空気が漂うジョージアの首都トリビシ。14歳のエカと親友のナティアは先行きの見えない毎日を送っていた。ナティアはふたりの少年から好意を寄せられているが、そのひとり、ラドから銃弾が入った銃を贈られる。

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