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メスキータ展

20/4/4(土)~20/6/27(土)

西宮市大谷記念美術館

サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、19世紀末から20世紀初頭のオランダで活躍した画家、版画家、デザイナーで、この時代のオランダにおける最も重要なグラフィック・アーティストの1人と言われる。彼は美術学校で多くの学生を指導、M.C.エッシャーは彼の教え子の一人だった。エッシャーはメスキータから大きな影響を受け、彼を生涯の師として敬愛して止まなかった。
メスキータ作品の最大の特色は、木版画のシャープで簡潔な表現にある。モダン・デザインの興隆を背景に、日本の浮世絵版画などの影響を取り入れた彼の木版画は、計算し尽くされた構図と、効果的に用いられた明暗のコントラストによって、見る者に強い印象を与える。また、多くの時間を費やして無意識的に描いたドローイングは、シュールレアリスムの自動筆記にも通じる自由な発想に満ちており、メスキータの別の一面を示している。1944年1月31日、すでに70歳を超えていたメスキータに悲劇が襲う。ユダヤ人であったメスキータは、家族もろともゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツで亡くなった。アトリエに残された膨大な作品の一部は、エッシャーや友人たちが決死の思いで救い出し、戦時中も命懸けで守り抜く。メスキータの名が今日まで残ったのは、エッシャーをはじめとする人々が、戦後に展覧会を開催するなど、その顕彰に努めたからでもあったのだ。
本展は2019年東京ステーションギャラリーにおいて日本で初めての回顧展として開催され、多くの人々に感銘を与えた展覧会の巡回展である。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00、水曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(木)、5月7日(木)休館

※入館は閉館の30分前まで
※6月1日より時間指定・予約制。詳細は公式サイトへ
A 10:00〜12:00
B 11:00〜13:00
C 12:00〜14:00
D 13:00〜15:00
E 14:00〜16:00
F 15:00〜17:00

料金

一般1000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円

※( )内は前売・20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
※西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
※心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
※割引付ちらしご持参の方は一般1,000円を900円に割引(複製不可)

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