名画を読み解く―珠玉の東京富士美術館コレクション
20/2/20(木)~20/4/12(日)
茨城県近代美術館
クロード・モネ 《睡蓮》1908年
1983年に東京・八王子に開館した東京富士美術館。同館所蔵品の中でも、ルネサンスから現代までカバーする西洋絵画のコレクションは国内有数の質を誇り、まさに「珠玉」と呼ぶにふさわしいものだ。
本展は、同コレクションより厳選した83点により、鑑賞のポイントを押さえながら作品をわかりやすく紹介する西洋絵画入門的な展覧会。第1部では、近代以前の伝統的な絵画を見る上で重要な、「歴史画」「肖像画」「風俗画」「風景画」「静物画」といった描かれた内容にもとづく絵画の「ジャンル」ごとに、絵画を「読み解く」ための視点や見所とともに作品を展示。第2部では、19世紀以降、それまでの西洋絵画の世界において極めて重要だった「ジャンル」が存在感を失っていく中、華々しく展開していく近代絵画の名作を紹介する。
この機会に是非、珠玉の名画にじっくりと向かい合い、西洋絵画の奥深い世界をご堪能いただければと思う。
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