
吉祥繚乱
19/1/5(土)~19/5/12(日)
佐野市立吉澤記念美術館
「吉祥」とは、幸福や繁栄、おめでたい兆(きざ)しを意味するとても縁起のよい言葉。同館では、即位・改元を迎え、特別な一年となる新しい年のはじまりを吉祥尽くしで祝う展覧会を開催する。 本展は、前・後期でテーマを変え、趣向の異なる吉祥の世界をそれぞれ楽しめるもの。前期は吉祥の美術を華やかに彩る花鳥を取り上げ、富貴の花・牡丹を中心に、長寿や繁栄など招福の花鳥画・工芸を集め、新年の多幸を願う。後期は即位・改元を祝し、日本を象徴する富士山や桜、幸をもたらすおめでたい海の絵画を展示するほか、皇室にちなむ工芸品などもあわせて紹介する。 また、同館ではおなじみの板谷波山(1872-1963)の陶磁からも、自ら作った器が持ち主の心を癒(いや)し、幸福と安泰をもたらすよう意匠に祈りを込めたという波山を偲(しの)び、各期のテーマに関連した作品に加え、波山が好んで用いた吉祥文様の作品を展示する。
※会期中展示替えあり
前期:2019年1月5日(土)~ 2月24日(日)
後期:2019年3月9日(土)~ 5月12日(日)