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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

陽のあたる坂道〈1958年〉

石坂洋次郎の原作を田坂具隆監督と石原裕次郎のコンビで映画化した青春映画の大作。上流家庭・田代家の次男は妾の子で、常に自分を非難される立場に置こうとし、幼い頃、長男の不注意から妹に軽いケガをさせた罪をかぶっていた。この家庭に、妹の家庭教師として美しい女子大生が訪れたのを機に、家族は次第に真実の自分をさらけ出していく。「乳母車」で石坂洋次郎のユートピア的な人間関係を淡々と描いて、ある種のリアリティーを持たせた田坂具隆監督が、ここではさらに複雑な人物設定を得て、より深く3時間の長尺をじっくりと見せる。石原裕次郎が「乳母車」に続き巨匠のもとで、のびのびとした演技を披露。

上映情報

ジャンル
日本映画
制作年・国
1958/日本
配給
日活
上映時間
214分

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