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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

扇の国、日本

18/11/28(水)~19/1/20(日)

サントリー美術館

「扇」は、日本で生まれ発展したもの。その起源は詳らかではないが、早く10世紀末には中国や朝鮮半島に特産品としてもたらされ、中国の文献には、それまで一般的だった団扇と区別して、折り畳む意味の「摺」の字をあてた「摺扇」「摺畳扇」や、「倭扇」などと登場。すなわち、扇が日本のオリジナルであったことを物語っている。
宗教祭祀や日常生活での用具としてだけでなく、気分や場所、季節に応じて取りかえ携帯できる扇は、貴賤を問わずいつでもどこでも楽しめる、最も身近な美術品であった。和歌や絵が施された扇は、贈答品として大量に流通し、また、人と人をつなぐコミュニケーション・ツールの役割も担った。
さらに扇は、屛風や巻物、そして工芸や染織などとも結びついて、多彩な作品を生み出していく。あらゆるジャンル、あらゆる流派と交わる扇には、日本人が求めた美のエッセンスが凝縮されているのだ。
本展では、日本人が愛した「扇」をめぐる美の世界を、幅広い時代と視点から紹介。手中の扇がひらひら翻るたび表情を変えるように、「扇」の多面的な世界を楽しんでほしい。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜18:00、火曜日(1月15日は開館)、12月30日(日)~1月1日(火・祝)休館

※入館は閉館の30分前まで
※12月23日(日・祝)、1月13日(日)は20:00まで
※12月29日(土)は18:00まで

料金

前売一般1100円、大学・高校生800円
当日一般1300円、大学・高校生1000円

※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
※下記の場合は100円引き
・ウェブサイト限定割引券提示
・スマートフォンサイトの割引券画面提示
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示
・20名様以上の団体
※他の割引との併用はできません

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