チスル

韓国現代史のタブー描く問題作

1948年から54年の間に、済州島における米軍及び韓国の軍・警察による暴徒鎮圧という名目のもと発生した“済州島4・3事件“の全容と真相を鮮烈なモノクロ映像と共に描く衝撃のヒューマンドラマ。自身も済州島出身の新鋭監督オ・ミヨルが、同じ島出身のキャスト・スタッフと共に今まで語ることの出来なかった慟哭の歴史を描き出していく。

1948年の10月。済州島で、韓国軍から“海岸線5キロより内陸にいる人間を暴徒と見なし、無条件で射殺せよ“という布告文が発表される。これにより島民たちは恐怖に煽られ右往左往することに。そんな中韓国軍は鎮圧という名目で各地で虐殺行動をはじめ……。

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