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百花繚乱 ~時代を生きた絵画たち~

19/8/15(木)~19/8/25(日)

Bunkamura Gallery

宮本 三郎(1905-1974)  「秋果」 油彩

平成も終わりを告げ、新たな時代が幕を明けた。私たちアートに携わるものたちもまた、これまでの時代を振り返ると共に、日本の美術が辿ってきた軌跡を思わずにはいられない。貧困の中、戦火の中、目まぐるしい経済成長の中、そして令和という新しい元号と共に見据える近未来、そこには常に自らを模索し続ける表現者たちがいた。色彩と対話し、モチーフを見つめ、描くことに真摯に向き合った日本の芸術家たちの作品群は、今もなお人々を魅了し続け、後世へと語り継がれていく。
明治から大正にかけ、西洋の技術を得た画家たちは飽くなき表現を求め遥かな海を渡った。そして戦争という歴史の中でも決して絵筆を手放さなかった彼ら。戦後という激動の時も頑なに描き続けた画家たち。国際化社会、多様化社会が謳われ、多くのアートが発信され続けている現代においても、彼らにとって描くというそのものの行為の本質的な意味は変わらないのかもしれない。
今展では、明治期から昭和にかけ、日本の風土を見つめ色彩豊かな数多くの名作を遺した梅原龍三郎、国吉康雄、中川一政、宮本三郎らの作家たちと、彼らに大きな影響を受け繊細なタッチで作品を生み出す現代作家を紹介する。鮮やかな色使い、みなぎる創作力、そして時代の空気をも漂わせる作品群から、画家たちが生きた百花繚乱の世界を楽しむことができる。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

料金

無料

出品作家

ほか

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