彌永ゆり子「IMG://shape/weightless/」
21/3/6(土)~21/3/14(日)
KUNST ARZT
KUNST ARZTでは4年ぶり3度目となる彌永ゆり子の個展を開催。
彌永ゆり子は、パソコンでの描画過程を映すモニターとその「フレーム」的役割のオブジェとの構成で独自の絵画世界を展開するアーティストだ。
前回の個展の時点で形式化していたべニア板に描いた「額」でTVモニターを取り囲むことから脱し、現在はLEDモニターが基盤むき出しのまま提示され、「フレーム」的役割のオブジェとのコラージュ構成である。
古いペイントソフトでベタに描き出す低解像度なアナログ要素、描画過程という絵画にはありえない“時間”、あえてチープさを出す「フレーム」・・・。
真摯に「絵画」表現に向き合うことで、逆に「絵画」から逸脱し続ける表現を楽しめる。
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