僕はもうすぐ十一歳になる。
14/7/19(土)
K's cinemaにて公開
“死“に疑問を抱いた少年の心の揺らめき
ニューシネマワークショップで映画制作を学んだ神保慶政監督がシネアスト・オーガニゼーション大阪の助成で制作した長編デビュー作。昆虫好きの少年の日常をみずみずしく捉えながら、大人たちの矛盾する死生観を知ったことによって困惑する主人公の姿を映し出す。ユニークな切り口で“生命とは何か?“という根源的なテーマを探求した作品だ。
海外に単身赴任中の父親から昆虫の魅力を教わった少年、翔吾は、今もひとりで昆虫採集を続けていた。アメリカからの帰国子女、花音と親しくなった翔吾は、彼女に標本の作り方を教えるが、父の帰国を機に大人たちとの触れ合いの中で“死“について考え始める。
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