光のノスタルジア
15/10/10(土)
岩波ホール
南米ドキュメンタリー界の巨匠が描く砂漠の物語
南米ドキュメンタリー界の巨匠として知られるパトリシオ・グスマン監督が2010年に発表した詩情あふれる1作。有名な天文観測所であるとともに政治犯の遺体が埋められた場所でもあるチリの砂漠を通して、生と死、宇宙と地球といったものの本質が自然と浮かびあがる。山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞をはじめ世界で絶賛された秀作だ。
あらすじ
南米チリにあるアタカマ砂漠。標高が高く空気も乾燥しているこの地は、各国から名だたる天文学者が訪れる世界的な天文観測の拠点となっている。その一方で、同地は独裁政権下で政治犯とみなされて捕われた人々の遺体が今も無数に眠っている土地でもあった。
上映情報
- ジャンル
- ドキュメンタリー 外国映画
- 原題
- NOSTALGIA DE LA LUZ
- 制作年・国
- 2010/仏=独=チリ
- 配給
- アップリンク
- ヘッド館
- 岩波ホール
- 上映時間
- 90分
- 公開日
- 2015/10/10(土)
キャスト&スタッフ
- 監督
- パトリシオ・グスマン
- 編集
- エマニエル・ジョリー
- 製作
- レナート・サッチス
- 脚本
- パトリシオ・グスマン
- 撮影
- カテル・ジアン