
サロメ
03/11/8(土)
めくるめく官能と幻想を大胆に描く鮮烈の舞踏劇
『カルメン』『タンゴ』などのスペインの名匠カルロス・サウラが、オスカー・ワイルドの有名な戯曲を、虚実入り交じった舞踏劇として映画化。大胆な色彩設計、光と影のコントラストが織りなす幻想的な映像の中に、王女サロメの狂おしい愛の物語が繰り広げられていく。妖艶な踊りを披露する主演女優は、世界的なフラメンコ・ダンサー、アイーダ・ゴメス。
ダンサーのアイーダは舞台のリハーサル中に「私は現実が好きじゃない。踊っているほうが好きだ」と語る。リハーサルが始まる、王女サロメを踊るのは彼女。サロメは義父ヘロデ王に寵愛されていたが、洗礼者ヨハネに恋焦がれ……。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内