ざ・鬼太鼓座〈デジタルリマスター版〉
17/1/21(土)
ユーロスペース
(C)1989「ざ・鬼太鼓座」製作委員会
生誕100年を迎えた加藤泰監督、幻の映画が復活
『緋牡丹博徒』シリーズなどの名匠、加藤泰監督の遺作となったドキュメンタリー。上映の機会が少なく、長らく幻の映画とされてきたが、製作から35年を経てデジタルリマスター化が施され、2016年のヴェネチア映画祭クラシック部門でプレミア上映された。芸能集団“鬼太鼓座”の活動の様子を、独特の美意識がこもったカメラワークで映し出す。
あらすじ
海を渡って佐渡島を訪れ、鬼太鼓座に加わった若者たちが、共同生活を送りながら海岸を走り、体を鍛える日常を活写。彼らが『鬼剣舞』『櫓のお七』『佐渡おけさ』『津軽じょんがら節』などを力強く奏でる様が、多様な映画的イメージとともに記録されている。