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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

加茂昂「境界線を吹き抜ける風」2019 油彩、キャンバス 259×194cm photo: Yanagiba Masaru

あざみ野コンテンポラリー vol.10 しかくのなかのリアリティ

19/10/12(土)~19/11/4(月)

横浜市民ギャラリーあざみ野

本展は、美術という枠や社会的評価にとらわれず、様々なジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向けたシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」の第10回として開催する。今回は、絵画表現のアクチュアリティをテーマに、絵画を表現手段としている5人のアーティストによるグループ展を開催。
本展では、絵画の外の世界にある「現実」をスタート地点として、制作に向き合うアーティストの個々の行為としての現在の絵画を捉える機会としたいと思う。出品アーティストたちは、日々更新される現実から絵画が乖離することがないよう苦心し、絵画の内と外の緊張関係ともいえる距離感を保ちつつ表現活動を続けている。一方で、今日メディアやネット上に流通する数多くのイメージに曝されているわたしたちは、アーティストの手によって画面に残された痕跡から、どれほどのリアリティを実感することができるのだろうか。そもそも二次元の平面に描かれた絵画には、遠近法や明暗法といった絵画的技術によって、わたしたちが見ている視覚的な現実とは必ずしも一致しない、虚構の世界をつくりだしてきた歴史がある。
この展覧会では、絵画とリアリティ――描く行為、物質性、表現された現実、すなわちフィクショナルなリアリティをめぐる5人のアーティストたちの実践について、絵画の支持体として用いられることの多いキャンバスを“四角”になぞらえ、四角いフィールドに表現された個々のリアリティが如何に積層し、絵画の外の世界や鑑賞者と接続しているのか/接続しようとしているのか、媒体としてのアクチュアリティを問いながら、読み解いてみたいと思う。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~18:00、10月28日(月)休館

料金

無料

出品作家

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