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描く、そして現れる ― 画家が彫刻を作るとき

19/9/14(土)~19/12/8(日)

DIC川村記念美術館

画家が彫刻を作る、とは特別なことだろうか? 歴史を遡れば、ルネッサンス期には有名なレオナルド・ダ・ヴィンチやその師のアンドレア・デル・ヴェロッキオら、多くの「画家であり、彫刻家でもある芸術家」たちの名前が、「芸術家列伝」(ジョルジョ・ヴァザーリ著)に記されている。とはいえ、その後は分業化が進み、彫刻家が常にデッサンをし、時に絵や版画を残したのに比べると、画家が彫刻を本格的に制作した例は大変少なくなる。
近代になると、印象派の幾人かの画家たちがすぐれた彫刻を制作したことは知られている。エドガー・ドガ、オーギュスト・ルノワール、そして同時代のオノレ・ドーミエらが熱心に彫刻を制作している。彼らは自分の 絵の中にいる人物たちを立体にして現したのだった。ポール・ゴーギャンもタヒチの民芸品に学んだ注目すべき彫刻を制作した。
そして20世紀、前衛画家たちは、絵の中で行いつつある様々な造形の実験を、3D 化しようと試み始める。自由に描きだせる絵の世界から踏み出して、重力ある空間のなか、材料を選び、筆を道具に持ち替えて、画家はなぜ彫刻を作るのか。それらは彼らの絵とどのような関係を結んでいるのか。それらは単なる素人の彫刻なのか、それとも?
本展では描くなかから生み出された、20 世紀前衛画家たちの彫刻制作の一端をご覧いただく。画家の絵と彫刻を並べて見るとき、彼らの意図が伝わってくるはずだ。
※会期中展示替えあり

開催情報

ジャンル
美術館

9:30〜17:00、月曜(9/16、9/23、10/14、11/4 は開館)、9/17(火)、9/24(火)、10/15(火)、11/5(火)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1300円(1100円)、学生・65歳以上1100円(900円)、小中学生・高校生600円(500円)
障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名まで同料金)一般1000円、学生・65歳以上800円、小中学生・高校生400円

※( )内は20名以上の団体料金
※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要
※本チケットでコレクション展示も観覧可

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