ピアノマニア

ピアニストとの調律師の濃密な関係が刺激的！

ピアニストを陰で支える調律師に光を当てた異色のドキュメンタリー。映画は現代音楽を担うフランスのピアニスト、ピエール＝ロラン・エマールと、調律を任されたドイツ人のシュテファン・クニュップファーとの丁々発止の攻防、ふたりの濃密な関係性を映し出す。意地とプライドを懸けた“ピアノマニア“同士の共同作業がスリリングで刺激的だ。

J.Sバッハの傑作『フーガの技法』の録音を１年後に控えたピアニストのピエール＝ロラン・エマールと、調律師のシュテファン・クニュップファーは、ピアノの調律にとりかかる。カメラはふたりが“完璧な音色“を追求していく過程と、その濃密なやりとりを追う。

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