鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言

法隆寺と薬師寺に命を捧げた匠の生涯

法隆寺の昭和大修理、薬師寺の伽藍復興に一生を捧げ、ガンにおかされながらも若い大工に仕事のあり方を伝えようとした“最後の宮大工“西岡常一。本作は彼の仕事に対する考え方や思想を追求することで、日本人が忘れてしまった日本文化と日本人の心の復興を願うドキュメンタリー。空撮も敢行して映し出される荘厳な法隆寺、薬師寺にも魅せられる。

法隆寺の大修理や薬師寺白鳳伽藍復興工事に携わり、“最後の宮大工“と呼ばれる西岡常一。彼が、弟子たちの作業を見守る様子をカメラは捉える。そして、また、彼を知る者たちのインタビューを通し、なぜ彼が“法隆寺の鬼“と呼ばれるにいたったのか導き出す。

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