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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

カーツーム

19世紀半ば、清朝中国を舞台に内乱鎮圧に活躍した英国将軍“支那のゴードン“の晩年を描く歴史大作。スペクタクルものにしては説明が多すぎるが、ゴードン将軍役のヘストンと反乱軍側の回教徒リーダー役のオリヴィエの堂に入った名演が光る作品。1883年、スーダンで回教徒のリーダー、マーディによってイギリス人の将校と1万人ものエジプト人が殺される。事件の解決のためイギリス政府は、かつて清朝中国でも内乱を治め“支那のゴードン“と呼ばれるゴードン将軍をスーダンに派遣する。ゴードンはマーディと話し合うが、マーディの殺りくは止まらず、首都カーツームは死体であふれ出す。話し合いを続ける二人の間には、敵意ではなく、お互いを尊敬する気持ちが芽生え始めるが、マーディは戦いを止めるわけにはいかなかった。やがて、マーディの軍隊とイギリス軍は正面衝突を始めるのだった。

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