芸術文化センター管弦楽団 特別演奏会 佐渡 裕 アルプス交響曲
20/9/19(土)~20/9/20(日)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
新型コロナウイルスの影響により、2020-21シーズンの定期演奏会は当面の間取り止めとなりましたが、もともと予定していた「アルプス交響曲」だけはぜひ取り上げたい!ということで、特別演奏会として開催する運びとなりました。とはいえ、「アルプス交響曲」は約120名の奏者を必要とする曲。奏者間の距離を取り、大人数のオーケストラが舞台に乗ることはできるのでしょうか。実は会場となるKOBELCO大ホールは四面舞台となっており、音響反射板の背後と舞台袖にも、舞台と同じ広さの空間が隠れています。今回は音響反射板を後ろに下げ、舞台面を大きくすることによって実現することができました。R. シュトラウス「アルプス交響曲」は、彼のアルプス登頂経験をもとに作られたと言われています。夜明け前に出発し、滝の音、牧場の牛の鳴き声を聴きながら頂上へ。山頂の音楽は、アルプスの雄大な風景を想像させることでしょう。激しい嵐はウィンドマシーンやサンダーマシーンで表現。珍しい楽器が登場するのもこの作品の聴きどころです。佐渡裕と約120名の奏者が繰り広げる迫力の演奏で、約1時間の登山の旅をご堪能ください!
R. シュトラウス:アルプス交響曲
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