千の風になって
04/7/31(土)
死んでから噛みしめる近親者の存在と絆
『君は裸足の神を見たか』の金秀吉監督が手がけた、オムニバス的な色彩の中で生きる者と死せる者との関係を描く感動作。新潟放送のラジオ番組「ミュージックポスト」内の名物コーナー「天国への手紙」に寄せられた実話を基に、残された人間が先に逝った家族の記憶をどう受け止め生きていくか、その多様な姿を真摯に見つめる群像劇だ。
新潟の人気ラジオ番組“天国への手紙“を記事にすることになった雑誌記者の紀子は、手紙を書いた人々に取材を始めた。取材を通じて生きる意味を考える紀子だったが、彼女もまた新たな生命の誕生の瞬間を迎えようとしていた。
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