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04/1/10(土)

失踪した少女の家族の闇を熊切和嘉が描く

『鬼畜大宴会』『空の穴』の熊切和嘉監督長編3作目は、田口ランディのベストセラー同名小説を映画化。謎の失踪を遂げた妹の影に悩まされる青年を主人公に、その家族の苦しみを描く。注目すべきは、青年を演じた加瀬亮。類まれな感受性で痛々しいまでに青年の心情を演じ抜き、観客の心の闇に訴えかける。暗い話のようだが、ラストは感動的に仕上がっている。

15年前の夜、突然失踪した妹の隣で寝ていた祐一郎は、本当は何か目撃していたかもしれないと悩み続け、言い知れぬ罪悪感を抱えていた。そんなある日、出雲で監禁されていた少女が発見されたというニュースが流れる。

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