大いなる沈黙へ－グランド・シャルトルーズ修道院－

神秘のベールに包まれた修道院の内部が明らかに

フランスのアルプス山脈に建てられ、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるグランド・シャルトルーズ修道院を取材したドキュメンタリー。ドイツ人のフィリップ・グレーニング監督がカメラの持ち込みが許されなかった内部の撮影を許可され、念願の企画を実現。ナレーションも音楽もつかない神秘的な映像世界が、観る者を究極の静寂へと誘う。

スタッフを率いることなく、監督自身が修道士のように施設内で6か月間の生活を送り、自然光による撮影を実施。中世から現存する石造りの聖堂や回廊などをカメラに収めながら、黙々と祈りと学習に励む修道士たちの日常や季節ごとに移り変わる自然を映し出す。

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