クローゼット
20/10/30(金)
テアトル新宿
(C)2020「クローゼット」製作委員会
“添い寝屋“の男と客から現代の孤独を浮き彫りに
若い女性が歌舞伎町のビルの屋上から飛び降り自殺をした実話を基に、現代人の孤独と精神的な飢餓を浮き彫りにするヒューマンドラマ。“添い寝屋“で働き始めた主人公の男と、年齢層も性別もバラバラだが、それぞれに孤独を抱えた客の交流を描き出す。監督を務めたのは、『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』の俊英、進藤丈広。
交通事故に遭ったことで生殖機能が不能となり、セックスもできず、子供をつくれない体となった男。絶望の中で、“添い寝“を仕事にし始めた彼は、さまざまな境遇の女性たちと知り合った。そんな男の前に、やがて“一緒に死んで欲しい“という女性が現われる。