まるでいつもの夜みたいに
17/4/29(土)
アップリンク渋谷にて公開
12年の時を経て蘇る、フォークシンガー・高田渡
2005年4月16日、56歳で急逝したフォークシンガーの高田渡。3月27日に東京・高円寺の小さな居酒屋で行なわれた人生最後のライブを撮ったドキュメンタリー作品。1台の手持ちカメラで撮影し、編集・監督を手がけたのは『三里塚に生きる』の代島治彦。ギター1本で歌い、飾らないトークで観客を魅了する高田の生き様が映し出されている。
映画は高田渡が住むアパートから出かけるところから始まる。ギターケースを背負い、タバコを吸いながら三鷹駅へ。1960年代から飄々と歌い続けてきた高田は、高円寺の小さな居酒屋に向かっていた。人生最後の単独ライブは、まるでいつもの夜みたいだった。
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