線の美―日本画における線の魅力
20/7/11(土)~20/9/6(日)
高崎市タワー美術館
日本画の特徴のひとつに、表現に線描を用いることが挙げられる。しかし、その線は単に物をかたどる境界線ではなく、対象物の質感や温もりをも表わすもので、日本画家にとって線の習熟は画家への第一歩だった。また、線描には作家の個性が表われやすく、上村松園・小林古径・安田靫彦のように、固有の線を持つ画家も少なくない。
本展覧会では、日本画の線描に焦点を当て、さまざまな種類の線描や技法を紹介するとともに、同じモチーフで線を廃した「没線描法」による作品と比較展示するなど、日本画における線の力と意味、その魅力に迫る。
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