世界の藍
20/10/2(金)~20/12/18(金)
文化学園服飾博物館
藍は世界中で古くから用いられている植物染料。地域によって蓼藍、琉球藍、インド藍、大青など使用する植物の種類や染色法は異なるが、堅牢で比較的手軽に染めることができるため、基本の染料として広く親しまれてきた。藍染は、絞り染や型染、ろうけつ染といったさまざまな技法と組み合わせたり、他の色の染料を重ねて染めたりすることによって多彩な表情を見せる。本展では、日本、アジア、アフリカ、中米など、約40か国の藍染の衣装や布を紹介し、それぞれの地域で藍染がどのように取り入れられてきたのかを探る。