何か面白いことないか
「憎いあンちくしょう」とほぼ同じスタッフとキャストによる青春ドラマの異色作。平凡な恋人との退屈な幸福に疑問を持ちはじめた倉橋典子は、父のセスナを売り払うことになるが、喫茶店で会った型破りの青年、早坂次郎に出会う。元パイロットだった彼は、何か突飛なことをやりたくて典子のセスナを手に入れる。典子は彼に協力するうちに次第に生きがいを感じ始め……。「憎いあンちくしょう」で明確に示された人間の真摯な生き方が、姉妹編的なこの作品では、結局不明瞭なままに終わってしまった感がある。しかし、商業映画の枠の中にあってテーマをしっかり見据える蔵原惟繕監督の前向きの姿勢は大いに評価される。
上映情報
- ジャンル
- 日本映画
- 制作年・国
- 1963/日本
- 配給
- 日活
- 上映時間
- 115分
キャスト&スタッフ
- 監督
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蔵原惟繕
- 脚本
-
山田信夫
- 撮影
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間宮義雄
- 音楽
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黛敏郎
- 出演
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石原裕次郎
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浅丘ルリ子
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川地民夫
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加藤武
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信欣三
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滝沢修
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星ナオミ
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