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彩られた紙―料紙装飾の世界―

21/4/6(火)~21/6/6(日)

大倉集古館

料紙とは一般に書に用いる紙をいう。本展では、絵画の紙も含め、料紙を加工した「彩られた紙」の展示を行う。
彩られた紙には様々なものがある。湿らせて叩くことで滑らかにする「打紙」、文字に変化を与えるため凹凸に加工した紙、そして、色紙に金銀を蒔くなど、華やかに装飾された紙などがある。
たとえば国宝「古今和歌集序」は、布目を付けた紙の上に胡粉を塗り、吉祥文様を摺り出した紙(唐紙)を、色と文様の組み合わせを工夫して巻子に仕立てている。
本展では、奈良時代の荘厳な写経である「大聖武」をはじめ、王朝貴族の栄華を伝える「古今和歌集序」や「石山切」、江戸絵画として再評価されつつある大津絵、「平家納経」を精巧に再現した田中親美の模本にいたるまで、マイクロスコープの拡大画像とともにご紹介する。
人々の願いや美意識が反映された各時代の料紙装飾に光をあて、託された祈りや夢、そして美の移り変わりを探る。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00、月曜日休館(5月3日(月)は開館、5月6日(木)が休館)

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般1000円、大学生・高校生800円、中学生以下無料

※同会期中のリピーターは 200 円引き
※20 名様以上の団体は 100 円引き
※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者 1 名は無料

お問い合わせ

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