きみはいい子
15/6/27(土)
テアトル新宿にて公開
大人と子どもの間の問題に向き合った良心作
大人も子どもも共感できる文学作品に贈られる坪田譲治文学賞を受賞した、中脇初枝の同名短編集を映画化。真面目な青年教師や、親から折檻を受けて育った母親の格闘を核としつつ、大人と子どもの間の問題を描出。『そこのみにて光輝く』の呉美保監督が虐待、いじめ、虐待の連鎖、学級崩壊といった現代的なテーマに真摯に向き合いながら物語を紡ぐ。
何不自由ない家庭で育った新人の小学教師、岡野は初めて受け持ったクラスの児童たちが抱える問題に直面して悪戦苦闘。一方、3歳の娘を持つ母親、雅美は、親から受けた虐待の記憶に苛まれ、我が子をつい折檻してしまう。彼らの苦悩は、どこにたどり着くのか?
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