MY HOUSE
12/5/26(土)
新宿バルト9
モノクロ映像で伝える“本当に必要なもの”
『ケイゾク』『トリック』『SPEC』などヒット作を手がけてきた堤幸彦が、建築家・坂口恭平が書いた“0円生活“の記事に触発され、映画を撮った。自身の出身地である名古屋を舞台に、得意技の凝った演出を排し、音楽なしのモノクロ映像で取り上げた映像が印象的。いとうたかおら名古屋出身のアーティストや、石田えり、木村多江らの共演も見ものだ。
あらすじ
都会の片隅で移動可能な組み立て式の家に住み、アルミ缶を拾い集め換金、不要になったモノを生活に取り入れ暮らす鈴木さんとスミちゃん。ある時、エリートコースを目指す中学生・ショータと、人嫌いで潔癖症の主婦・トモコが、ある事件を機にふたりと出会う。