史上最強のボクサー ジャック・ジョンソン
黒人初の世界ヘビー級チャンピオンとなった、ジャック・ジョンソンの数奇な生涯を描いた異色ドキュメンタリー映画。1908年にトミー・バーンズからヘビー級王座を奪い、1915年にジェス・ウィラードに敗れるまで、“史上最強のボクサー“として君臨したジョンソン。だが、黒人ゆえのいわれなき人種偏見によって“白人奴隷法“で有罪となり、ヨーロッパに逃亡、20世紀初頭の歴史の変転の目撃者となった。第一次世界大戦、ロシア革命、メキシコ革命などに遭遇し、レーニン、怪僧ラスプーチン、パンチョ・ビラらに出会う……。古いニューズ・リールによって綴られるジョンソンの生涯はまさに激動する20世紀の歴史である。チャップリン、バット・マスターソン、ジャック・ロンドンといった著名人の姿が見られるのも興味深く、またM・デイヴィスのトランペットも大きな魅力。
上映情報
- ジャンル
- ドキュメンタリー 外国映画
- 制作年・国
- 1971/米
- 上映時間
- 88分
キャスト&スタッフ
- 監督
- ウィリアム・ケートン
- 製作
- ジム・ジャコブス
- 脚本
- アル・ボーディアン
- 撮影
- ラリー・ジョン・ダンドレ
- 音楽
- マイルス・デイヴィス
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