特別企画「湖国・滋賀の陶芸-風土と伝統そして交流のなかで」展
20/7/18(土)~20/9/22(火)
滋賀県立陶芸の森
古来より風光明媚な景勝地として、多くの人々に親しまれてきた湖国・滋賀。びわ湖を抱くこの地は良質の陶土を育み、豊かなやきもの文化をつくりだしてきた。中世古窯のひとつ信楽焼をはじめ、近世には街道と〈まち〉を中心に、多彩な陶窯が開かれている。今日ではそうした風土や伝統に魅せられ、各地で幅広い作家たちが活動している。
人の精神活動に生活環境が与える影響は少なくない。四季折々に豊かな風情をつくりだす景観、そして歴史や伝統との出会い…。水と緑が織りなす湖国の自然や文化との対話は、造形に模様また色や質感など、作家の表現にもさまざまな形で作用している。こうした彼らの創作活動は、湖国・滋賀を象徴する個性のひとつといえるだろう。
湖国での日々の暮らしのなかで、彼らは何に興味や関心をもち、作品に表現しているのだろうか。
本展では、この地の風土と伝統そして交流のなかで、活動を繰り広げる彼らの作品と<ことば>を紹介。現代の多彩な陶芸を展望しながら湖国・滋賀の魅力に迫る。
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