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金子國義展 聖者の作法

20/3/11(水)~20/3/25(水)

Bunkamura Gallery

「シンデレラ」 油彩 1982年

美徳と悪徳、聖と邪を、危ういバランスで優美な作品に昇華し到達させる画家「金子國義」。清濁入り混じる狭間にこそ人間本来の美しさを見出したその表現は、観る者の先入観を凌駕した禁断の境地へと誘う。
1960年代高度経済成長期の真只中、あらゆる営みに強制的に変化が求められた時代に、金子國義は独自の美学を形成し成熟させ、センセーショナルな衝撃と共に美術界に現れた。三島由紀夫、澁澤龍彦、唐十郎、四谷シモンといった、日本の前衛芸術を切り拓いた時代の寵児らと共に時代を駆け抜けたその疾走は、今もなお人々を魅了し、本来の意味でのアヴァンギャルドであり続けている。
去る2015年3月に訪れた、独自の美を探求し続けた人生の突然の終焉。それは折しも、初の自叙伝出版を記念したBunkamura Gallery 個展「美貌の翼」から一ヶ月後と、間もなき訃報となった。没後5年を迎えた現在、世界的にも再評価の機運高まる金子國義。今展では、美術界にデビューした60年代から晩年に至るまで、その全貌を垣間見ることのできる希少な油彩、ドローイング、版画作品を販売する。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

料金

無料

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